今日の話は昨日の話とちょっと関連してるのだけど、最近仕事の調子がすこぶる悪い。
危機的な状況だ。
この状況を早く抜け出したいと思っている。
多分、これは同じプロジェクトに関わっている先輩も同じだと思う。
この問題が勃発したときのことの話をしよう。
詳細は言えないのだけど、端的に言って、とあるシステムがぶっ壊れた。
そしてその復旧が俺たちの仕事だ。
だけど、その回復の見込みがあまりない。
どうやったら良いか分からないし、そこまで稼働頻度の高くないものだから良かったものの、それでもヤバいことには変わりない。
俺も先輩も焦ってきた。
焦ってくるとイライラしてくる。
それはもうイライラしてきて、ところ構わず手当たり次第にぶっ壊したくなってくる。
焦ってきたせいなのか良くわからんが、あるとき先輩が要領を得ない指示を出してきた。
要領を得ないものだから俺はどうしたら良いか分からず、聞き返した。
そして何度かそういったやり取りをするうちに、先輩が遂にキレた。
「そんな言い方するなら、それじゃ、俺もう何も言わんわ。もう勝手にやってくれ」
そう言ってきた。
確かに、俺の言い方にも多少の怒気が混ざっていたのかもしれない。
とにかく、先輩はキレてきた。
これは俺と先輩、どちらが悪いのだろう?
経験上、こういった場合は基本的に俺が悪いのだろうけど、この際そんなことはどうでもいい。
俺が言いたいのはこうだ。
人間は焦ったとき、追い込まれたときに本性を出す。
日ごろ親切な対応をしている人間でも、追い込まれればそうでなくなるかもしれない。
つまり、その人について知りたかったら、その人が追い込まれたときの言動を見ると良い。
人間は恐ろしい、社会人になって改めて実感した。