就活の志望動機ってどう答えるのが最適なんだろうか?

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こんな記事を読んだ。

blog.tinect.jp

就活のときの面接官があまりに横柄だったので「志望動機なんかありません」と言ったという話だ。

多分こういうことは実際に言うまではいかなくても、心のどこかで同じように思ってる人が多いのではないか、と俺は思う。

というか、そもそも俺がその一人だ。

志望動機なんかねえ。

家が近くてあまりブラックじゃなさそうだから面接に来てんだ、俺は。

 

そしてこの記事にはこうも書かれていた。

特殊な業界や職種でない限り、学生にとって企業の就職面接で「御社でなければいけないんです!」などと思いつめた就職活動をすることなど、ありえない。

ありていに言って学生にとっての就職活動など、給与などの待遇が良いように錯覚し、将来性があるように勘違いし、なんとなくカッコイイ会社のような気がするから選ぶだけである。

採用面接で腹が立って「志望動機なんかありません」と答えたときの話。 | Books&Apps

これは凄い、俺が就活時に思っていたことをそのまま言っている。

でも俺はそう思ってはいてもそれを表に出せなかった臆病者なので、はっきり言える人は心から凄いと思う。 

 

そうだ、就活のとき、俺にとって一番の困難がこの志望動機というやつだった。

元々無い知恵をいくら絞り尽くして考えても、俺の頭の中のもう一人の俺の「で、そんな理由だったら別の会社でもいいんじゃないのか、え?」という一声で論破されちまうし、実際に面接で何度かそういったことを聞かれたし、もちろんそれで詰んだ。

いくら理念だ製品だなんだと言ったところで、別に似たような会社はどこにでもあるような気がするし、実際にあった。

そもそも、その会社じゃなきゃできないことってなんだ?

俺はその会社以外じゃダメなのか?

違う。

俺は別に、馬鹿みたいに長時間働かせて蟻の小便みたいにちびっとしか給料を寄越さないような会社じゃなけりゃ、それでいいんだ。

週5日、1日8時間くらい働いて、20万円くらいもらえたらそれでいい。

あとは車の運転をせずに済みそうな会社、というのが俺の求める就職先だった。

この仕事、この会社じゃなきゃダメという理由が、そもそも俺の中になかった。

俺はその仕事を渇望しているわけじゃない。

そもそも金が湯水の如くあったら多分働いてないしな。

 

さて、ここで思うのだけど、就活において学生が答えるべき最適な志望動機というのはどういったものなのだろう?

ちょっと性格の悪い嫌味なやつなら分かると思うけど、志望動機なんて大体全部が「で、それ別の会社じゃ実現できんのかよ?」と言うだけで黙らせられる。

俺は今、IT業界、もっと言うならSIerと言われる業界にいるけど、就活のとき説明会で話を聞いて、結局大体どこも同じなんだな、という感想を持った。

どの会社も要は、お客さんから要望を聞いて、システムを作って売っている。

志望動機になりそうな違いは、見つからなかった。

その会社ならではの違いと言ったら従業員数や創業何年と言ったことぐらいしか思いつかないのだけど、それが一体何だってんだ。

そんなもの理由にならねえ。

 

そこで俺はまともに志望動機も書きあげられない自分の頭が悪いだけか、と思ってネットでいろいろと他人の志望動機を見てみたけど、他人と自分の志望動機、ぶっちゃけそんな違いはない気がした。

もちろん自分の過去の経験などを織り交ぜて立派なものを書きあげている人はいたけれど、結局、その企業でしか通用しないかと聞かれたら、別にそうでもないのだろう。

俺は性格がねじ曲がっているので、もし俺が面接官だったら「それ別の企業じゃダメなの?」とそいつらに聞きたい気持ちで一杯だった。

 

さて、もう一度この疑問に戻ろう。

最適な志望動機とはいったいどのようなものなんだろう?

 

社会人になってもう3年、未だこの答えは見つからない。

もしかしたら多分、そんなものなどないのかもしれない。